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全部観るまで帰れまテン

 手にベストテン

 というわけで、この数ヶ月の間に観た映画のマイベストテン!

 第1位 「新感染〜ファイナルエクスプレス」
 韓国ゾンビ映画の傑作!かの国の映画はどれも見終わったあと、ボデイにズシンとパンチがめり込むが、これもその一つ。極限状態に置かれた人間の醜悪さがこれでもか、というほどに描かれるけど、エンターテインメント性を忘れない(ラストでわずかな「希望」を示唆する)ところが韓国映画を好きなゆえん。

 第2位 「戦争のはらわた」
 デジタルリプリント版で甦るサム・ペキンパーの名作。ラスト・・・いつまでも耳に残る「ジェームズ・コバーン」の高笑いが戦争のくだらなさを吹っ飛ばします。

 第3位 「追想」  まさかの見逃しローベール・アンリコ監督映画のデジタルリプリント版・・ナチス兵に妻(ロミー・シュナイダー!)を火炎放射機で焼き殺された旦那(小太り、中年の冴えないおっさん医者)がスナイパーと化し、復讐を遂げるというストーリー!面白し!

 第4位 「BABY DRIVER」
 カーアクション版「ラ・ラ・ランド」と言われているらしいが、なるほどね!映像と音楽のリズムシンクロがサイコー!ヒロイン「デボラ」を演じる「リリー・ジェイムズ」の魅力も満開の変則ミュージカル。

 第5位 「ドリーム」
 アメリカでは「ラ・ラ・ランド」を超える大ヒットだった、というのも頷ける子供から大人まで誰が見ても文句なしのアメリカ国民映画。全曲書き下ろしの「ファレル・ウィリアムズ」の音楽が素晴らしい。

 第6位 「セブンシスターズ」
 思わず二度見した大好きな女優さん「ノオミ・ラパス」の一人七役サスペンスアクション映画!「7」のつく映画に駄作なし!

 第7位 「サーミの血」
 知らなかったのだけど、スゥェーデンのラップランドの先住民を“サーミ”と呼ぶらしい。
舞台は1930年代のスゥェーデン。当時、サーミ人は劣等民族とみなされ優生学的な差別を受けていた。主人公はそのサーミ人“レーネ“が差別と戦う・・・というよりはその出自を隠してスゥェーデン人に同化しようとするささやかな冒険譚が描かれる。だが当然のことながらそれが叶うことはなく、「レーネ」はまた”サーミ”の村に帰って行くのだが、あまりに淡々と描かれるぶん、余計に見るのが辛く、息苦しい。この映画でサーミ人を演じた子役たちは皆サーミ人だそうであるが、それがまたこの映画を生々しいいものにしていた。監督もサーミ人の血を引いているのだそう。映画で流れる”ヨイク“(サーミ人の民族音楽)が物悲しいです。

 第8位 「オペレーション・クロマイト」
 朝鮮戦争を舞台にした韓国戦争映画。アメリカ軍の仁川上陸作戦(その作戦コードネームが「オペレーション・クロマイト」)に際し、マッカーサーの命を受けて北に潜入する南のスパイ達の物語。韓国映画の常だが「ハラハラ」というより「ヒリヒリ」する展開で最後までグイグイ引っ張る!「イルマーレ」「 新しき世界」の“イ・ジョンジェ”がかっこいいっす!早く「密偵」を観なくちゃ!

 第9位 「ハイドリッヒを撃て」
 実際に起こったヒトラーに次ぐナチス将軍「ハイドリッヒ」の暗殺計画の映画化。無駄のないテンポ感の中で展開される暗殺計画とその後の暗殺犯たちとナチスとの死闘が最後まで弛緩することなく描かれる。

 第10位 「ELLE」
 冒頭、いきなりのレイプシーン・・被害者の女性(本作の主人公で65歳という設定だが、まったくもってそう見えないし、色っぽい!)はシャワーを浴びたあと、警察にではなく「スシ」のデリバリーに電話する。しかも一旦注文した後で「あっ!あとハマチを2つ追加してね!」などとまるで何事もなかったかのように明るくのたまうのだ。こんだけでもその後のとんでもストーリー展開が予想されるが、予想通り(?)のとんでもストーリーで最後まで全く飽きさせない。ラストも爽快!

 第11位 「スクランブル」
 主人公はクリント・イーストウッドの息子さん。「ワイルドスピード」の制作陣が手がけた「ワイルドスピード」の超軽量版だが、クラシックカーがふんだんに出て来たり、ラストのどんでん返しも気が利いていて結構楽しめる。ヒロインは「ブレードランナ−2049」でアンドロイドラバー役の”アナ・デ・マルマ”・・こっちの方が断然かわいいじゃん!

 第12位 「アトミックブロンド」
 シャーリーズ・セロン姐さんがスタントなしで挑むスパイアクション。舞台となるベルリンの映像が美しいのと、デヴィッド・ボウイやクイーンの音楽が楽しめる。

 第13位 「ブレードランナー2049」
 第14位「ダンケルク」


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