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「何処いく?」〜「R・O・M・A」 クォ・ヴァディス? 第1回![]() ![]() ![]() |
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![]() なぜ「復活ライブ」なのかというと、実はベース&ボーカル「安部王子」が半年にわたるガンとの戦いから復活したからなのである。 |
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![]() 去年から具合が悪そうなので、イヤな予感はあった。だが、実際本人からそう告げられるとやはり相当の衝撃を受ける。 「・・・で手術は?」 「・・・残念ながら声帯はとることになりますが、ベースは弾けそうです・・・」 ことここに至っては躊躇はできない・・・想像を絶する葛藤があったであろうが、安部さんがそう決心したのであれば、ぼくも村松さんも、それ以上何も言うこともない。 |
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![]() だが、そこで信じられない説明があった。 「声帯はとります。」(わかってるってば!) 「それと副神経をとります。副神経は肩や腕をあげる神経です。左右二本ありますが、とったほうの腕はあげることができなくなります。」 (へっ!じゃぁベースが持てないじゃん!) (ピックを持つ方が下がったままでも、左手が上がればなんとかベースは弾けるか?) (しかたないのか!) 衝撃発言はそのつぎに来た。 |
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![]() (へっ!!!!どっちも?ということは両腕下がったまま??) 「それでベース弾けるんでしょうか?先生!」 「その場合は、ベースは弾けなくなると思います」 とつぜん安部が叫んだ。 「・・・だったら、手術を受ける意味がありません。声はあきらめても手術を受けることにしたのは、ベースが弾けるから・・・そんだけの理由なんです。弾けなくなった僕に、生きてる意味はないんです。」。 |
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![]() だがだれも口を開かない。 「・・・だったらさぁ、もう手術やめて、死ぬまで歌ってベース弾けば?」(これは僕の発言。だって世の中にはこれしかできない、という人が確かににいるし、安部さんはそういう人なんだもん) 「それでいいです」(これは安部さん) |
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![]() 「声はかすれている?」 「いや、かすれてはいないよ」 「・・かすれていないのにレベル4なの?・・ふ〜ん、医者は全摘したがるからなぁ・・・ここはセカンドオピニオン、いやサードオピニオンまで意見を聞く場面だろうね。納得できなければ手術しても後悔が残って良い結果にはならないから。しかもその病院の系統じゃない、別の系列の病院を探して意見を求めるしかない。」 ・・・だが残念ながら彼は鹿児島在住なので、東京の「象牙の塔」事情には詳しくない。 |
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![]() ・・・以下第2回に続く |
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