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マイ“NOT”ブルー”BUT”ベリー・ナイス・ノラ!![]() |
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![]() なんや、おもろいやんけ。 とにかく、前回の日記にも書いた通り、この映画のサントラが耳タコである僕にとっては、映画の方こそが、そのCDのプロモーションビデオといった風情もあったけれど、終始ステキな色合いを失わない(特に、紫の色使いがラストのクレジットタイトルまで巧みで艶めかしい)映像、それぞれがこれまでで一番(と言っても僕が見た範囲で)の演技を決めた役者たち、ストップやスローの王道を行くカメラワーク、何といっても出色のライ・クーダーの音楽、否応もなく想像をかきたてるあっさりとした(というより、あまりになぁ〜んも描き込まれないので見る側が、それぞれの経験をだぶらせて想像するしかない、見る人の数だけ存在する)ストーリー・・・そしてなにより、あれほど、その音楽が苦手だったノラ坊の演技のなんと切なく可憐なこと! |
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![]() ノラが演じるエリザベスは、恋の痛手を癒す旅に出る。だがジェレミーに別れを告げるために訪れたカフェのドアノブに手をかけた瞬間、電流が走ったかのように新たな恋を予感してしまう・・・その旅は傷心のこころを癒す旅ではなく、ジェレミーに向き合うため自らの自信を取り戻す旅に変わったことを直感した彼女は彼にサヨナラを告げずに去っていく・・・ |
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![]() エリザベスを待ち続けるカフェのオーナー「ジェレミー」もまた、自らのもとを去っていったロシアの娘を忘れられない。その彼女が、突然彼の店を訪れる。そして、こんどこそ本当のサヨナラをジェレミーに告げて去っていく。そのロシア娘を演じるのはなんと「キャット・パワー」本人である! これがまたエキゾチックで可愛い!ノラ猫・ジョーンズと”キャット”と叫んで”猫力”の二匹のネコがそろって(しかも同じ映画で!)役者デビューしていたとはね! |
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![]() だから、見る人は、自らにこれまでおきた葛藤、確執、不条理な厄災を思い浮かべながら見ることになる。 そう言った意味では、この年まで馬齢を重ねてきた僕はこの映画の登場人物の誰にも感情移入することができた。 |
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![]() 映画のエンドロールで流れるのは、映画の冒頭で流れるのと同じ、ノラの「ザ.ストーリー」なのに、今度は、うってかわって彼女の歌がスーッと胸に沁みてくるのだから我ながら身勝手というのか、実に不思議。 ミス・ジョーンズ!・・・僕は旅を続ける君が大好きなノラ! |
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