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みたびの「パンズ・ラビリンス」

 週 刊文春を読んでいたら、「文春きいちご賞」発表、という記事があった。これは、アメリカのゴールデン・ラズベリー賞(アカデミーのワースト版)の日本ヴァージョンということらしい。

 僕 は、マイCDベストテンやマイライブベストテンなどを作るのが楽しいけど、ワーストはやったことがない・・・というより、買わなきゃ良かったCDや見なきゃ良かったライブや映画にぶちあたったことがないからだけなんだけど。

 見 れば、「蒼き狼」、「恋空」、「愛の流刑地」、「監督・バンザイ」、「HERO」などがランクインしている。見ていないけど、ま、そうだろうな、と思わせるラインナップである。

 そ れは、いいのだが、今年から「ベストテン」も発表されていた。日頃映画ばかり見ていらっしゃるであろう「37人が薦める2007年面白かった映画」の第1位は、何と「パンズ・ラビリンス」!

 しかも第2位の「ボーン・アルティメイタム」にダブルスコアの大差をつけての圧勝。

 確 か単館上映だった筈。ただ、3週間の上映予定が、延々伸びて3ヶ月くらい上映されてはいたけど、そんなにたくさんの方がご覧になっていたとは知らなんだ・・・DVDでは、あの映画の素晴らしさは伝わりにくいだろうが、豪華解説つきのDVDだったら買いたい映画の一本である。ペイルマンのフィギュアでもついていようもんなら並んでも買うな、きっと・・・


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