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オッケー「グラミー」牧場!

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和30年代、「ララミー牧場」というテレビドラマの西部劇が放映されていた・・・が、僕が生まれ育った鹿児島では放映されなかった。なので、僕は動くロバート・フラーを見たことがない(シクシク)。それどころか、「拳銃無宿」も「ルート66」も、いやなにより「シャボン玉ホリデー」が放送されていなかったのである(グアルウウゥ)。幼いボクは南国鹿児島の地の果てより遠く東の空を睨みながら「いつかきっと東京へ行き、全てのテレビ番組を見まくるのだ!」と堅く心に誓った。だが10年の臥薪嘗胆の歳月を経て上京した時、既にそれらの放送はすべて終了していたのである(知ってたけど)。
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、今回のグラミー賞(しかも節目の第50回)に、なんと今年僕が日記で取り上げたアルバムの内、3つがノミネートされているではないか。
友よ!ともにこの慶事を寿ごう!
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ずは、ルシンダ・ウィリアムスの「WEST」(写真左)の中の「COME ON」が、カテゴリー15 「BEST SOLO ROCK VOCAL PERFORMANCE」の候補になっている。ノミネートは5人だが、残り4人のメンツがスンゴイです。
だって、その4人て、「ベック」「ポール・マッカートニー」「ジョン・メイレンキャンプ」に「ブルース・スプリングスティーン」なんですよ!
現役最強クラスの男子4人に混じって紅一点のノミネートとは、さすがは姐御でございます。といってもこの姐さん、実はすでに過去3回もグラミーを獲得(しかも、ベストカントリー、ベストフォーク、ベストロックと、異なるカテゴリーで三階級制覇!)しているのだから、別段驚くことではないのかも知れないが、にしても今回のライバルメンツの豪華さにはビックリである。もし彼らを押しのけての受賞ならグラミー史に残る快挙ではなかろうか?
そしてこの「COME ON」はカテゴリー20「BEST ROCK SONG」という楽曲部門にもノミネート!慶祝!
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続けては、ライ・クーダーの大傑作「我が名はバディ」(写真真ん中)が、見事カテゴリー69「BEST
COMTEMPORARY/AMERICANA ALBUM」にノミネート!奉祝!
こちらのライバル達もすんばらしいメンツです。
メアリー・チェイピン・カーペンター:「THE CALLING」
スティーブ・アール:「WASHINGTON SQUARE SERENADE」
パティ・グリフィン:「CHILDREN RUNNING THROUGH」
トム・ウェイツ:「ORPHANS」
どれもこれも素晴らしい!タワーレコード新宿9F、渋谷5F、それと新宿ディスクユニオン5Fに足繁く通い詰め、試聴しまくって思わず、迷わず購入させて頂いたアルバムばかりである。全部ノミネートは僕自身でも快挙である。アメリカーナ万歳!そしてタワーレコードさんとディスクユニオンさん、ありがとう!あなた方が試聴機に入れてくれたおかげでこれらの素晴らしい音楽に出会うことができました!
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して最後は、リヴォン・ヘルム「DIRT FARMER」(写真右)がカテゴリー68「BEST TRADITIONAL FOLK ALBUM」にノミネート。く、くくく、ぎざウレピーうす!(この使い方であってるのだろうか?ショコタン!)
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こでも、今年よく聴いたデヴィッド・ブロムバーグの「TRY ME ONE MORE TIME」が仲良く並んでノミネートされている。どちらも激シブなアルバムであるが、ここのカテゴリーはもともと激激シブシブのジャンルなので、激シブの激戦区なのは当たり前なんだけど、愛聴盤が二つともノミネートされていると我が事のように嬉しい。でも今回だけはリヴォンに上げたいなぁ・・・だって「ロック部門」ではなく、彼が生まれ育ったアーカンソーの地歌の世界「トラディショナル フォーク」部門でのノミネートなんだもん。彼はここからカナダに旅立ってロックの世界をさすらい、神から与えられた全ての試練を乗り越えてやっとこさ故郷に無事帰還したばかりなのだ。ウェルカムバック・リヴォン!賞ということで、ここは是非!!・・・きっとデヴィッドもそう思っていると思う。
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して、実はまだ日記に書いていないんだけど、この1週間、いつも車中で聴いているのが、アリソン・クラウスとロバート・プラントのコラボアルバム「レイジング サンド」!L.A.の大錬金術師T・ボーン・バーネットの魔法によってこれまで地上に存在しなかった新たな超合金アルバムに仕上がった稀代の逸品であるが、これまたカテゴリー8「BEST POP COLLABORATION WITH VOCALS」にノミネートされているではないか!
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らにこのアリソン嬢、今年前半に出たコンピアルバム「A HUNDRED MILES OR MORE」に収録の「SIMPLE LOVE」でカテゴリー36「BEST FEMALE COUNTRY VOCAL PERFORMANCE」にもダブルノミネートです。このアルバムも今年前半よく聴いたなぁ!
僕は彼女のアルバムは全部所有しているアリソンコレクターだけど、このアルバムは、彼女があちこちの企画アルバムに参加した楽曲と未発表の楽曲4曲を集めて発売されたファンにはたまらない魅力のアルバムなのだが、その中の未発表音源からのノミネートである。彼女もグラミーの常連だけど、自ら企画したコラボレーションでのノミネートはとりわけ嬉しいことだろう。
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年2月11日のWOW!WOW!はギガント楽しみだす。
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