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勇者 “ライ”ディーン![]() ![]() ![]() ![]() ![]() | ||
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![]() もちろん、すぐさまズィ・アマゾン様より購入を果たす。 「チャベス・ラヴィーン/ライ・クーダー」と「ネヴァー・ターン・バック/メイヴィス・ステイプルズ」がそれである・・・どっひゃ〜〜〜!ま、まいりました! よわい60歳を迎えたライさんは、この年になって、ついにベートーヴェンで言うところの「傑作の森」の時代へ突入された模様です。 |
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![]() 確かライは小さい時に、事故でどちらかの眼の視力を失っている筈だ。そのエピソードを聞いた時、急に北欧神話の大神「オーディン」のことを思い出した。 |
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![]() ギリシャ・ローマ神話・・・特にギリシャ神話はとても面白かったけれど、まだ幼なかった僕は、実は北欧神話の方に、より心を奪われたのである。その時は、なぜそうなのか理由はよくわからなかった(というより、10才の子供がそんなこと考えるわけがない!)が、今はわかる。それは、ギリシャ・ローマの神々は、神であるがゆえ、当然のごとく不老不死なのに、北欧の神々は不老でこそあるものの、「不死」ではないのである。つまり物語の最後では、なんと殆どの神々が死に果ててしまうのだ! |
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![]() 登場する神々には、オリンポスの神々ほどの人間臭いキャラクターはいないのだが、僕はアスガルドに住まう北欧神の中でも、とりわけ”ヴァルハラ城”のあるじ「オーディン」が一番好きだった。彼は神々の世界を巨人族から守るために世界中の智慧を得ようとするが、そのためには自らの片目を出す必要があると巨人ミーミルに言われると、何もためらうことなく即座に自らの片目をえぐり出して彼に差し出す。「智慧を得る為には何の犠牲も厭わない」その行為が、子供心にも、文字通りとても神々しく映ったのだろう、ゼウスやユピテルに惹かれるものとて何もなかったのに、「オーディン」は、いきなり小学校4年生の僕の大ヒーローになっていた。神話の最後、「オーディン」が巨大な狼神「フェンリル」に飲み込まれる「神々の黄昏」のシーンは悲しくて読みかえすたびに泣いていた。 |
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![]() 我々凡人は、両の眼をもってしてもほんの10メートル先の崩落しかけている巨大な岩の動きすら見逃してしまうのに、何でも見通すライちゃんは100キロメートル先の危険な小石を発見して、我々に注意を促している。もちろん、直接的にそういうことを声高に叫ぶわけではない。それは暗号的にそしてメタファーとして、美しくて、かっこよく、どこか乾いた笑いをそこかしこにちりばめた、この3連作の音楽の中に巧みに織り込まれている。傑作の「森」と呼ぶ由縁である。 |
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![]() そうか!それが隻眼の勇者“ライ”ディーン! チャンチャンチャ〜〜ン、チャンチャチャ、チャンチャカチャンチャンチャ〜ン! なんと「ライディーン」は預言の歌だったのである。知らんかってん、ちんとんしゃん! |
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