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![]() ![]() 栄養の三大要素といえば、「炭水化物」「蛋白質」「脂肪」だ。だが、人間はそれだけでは生きていけない。ビタミン、必須アミノ酸、最近話題の食物繊維など。それに微量元素と呼ばれる無機質ミネラル。それらのどれ一つ欠けても健康に生きていくことはできないと言われている。音楽事務所機能の三大栄養素は、「マネジメント」「制作」「宣伝」です。ではデスクって何なの? お答えします。「それこそ、まさにビタミンやミネラルのようなものでございます!」 | |
![]() 「そうですね・・一言で言えば、いつも外で仕事をしているマネージャーやプロモーターと外部、それと内側にいるスタッフ(経理や契約とか)とのジョイント役です。それとCDやMDのコピーや資料作り・・とかですかね。あとはライブとかあればそれの現場のお手伝いなんてのもあります。」 そのあと決まって・・ 「言ってみれば、事務所の"顔"です!だからとても大事なんですよ!」なんて少し嬉しくなるようなセリフが足されることが普通です。 |
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![]() ところがどっこい、簡単じゃないんですね、これが。 |
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![]() また一遍に2,3人のスタッフから「これを明日までに20枚MDにコピーしといて」なんてのが重なることもある。どれを優先してやるべきか?紙資料をつけるべきか?丁寧にやるのか、ラフでもいいのか?小耳に挟んだ情報を伝えるべきか、伝えるのなら誰に言うべきか?などなど、ここで思い切りモノをいうのは想像力です。「これぐらいでいいんだろう」と思うのか「ひょっとしてこれではだめかもしれない」と思いを巡らし、確認をするのか・・そのまま「いわれたことだけやってりゃいい」のか・・「よけいなこときくな!」と怒られるかもしれないけど聞いちゃおう!とかいろいろ想像しなければなりません。デスクの創造力は想像力が源泉です。デスクは単純労働ではありません。じゅうぶんにクリエイティビティ溢れる職種なのです。 |
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![]() でも切られちゃ悲しすぎ! ・・・でしょ? |
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![]() 100万枚売れてよかったね!ではすまない。100万枚売れて、誰が、いつ、いくらもらえるか、がわからないと終わらないし、次に進めない。つまり、動物と人間をわけるのが「知恵」であるように、音楽業界人とそれ以外の業界人をわけるのが「著作権」なのです。 |
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![]() 将棋でも歩がなければ将棋にならないのに「歩」は一歩づつしか進めず、簡単に敵に取られてしまう。だが、なんとか敵陣に、成り込めれば、地味な「歩」も「金」に変わるのだ! デスクが著作権を身につければそれは「と金」に成ったに同じこと。まさに「スーパー」デスクへの華麗なる変身ではないだろうか。 |
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![]() 一般的にレコードの営業といえば、注文をとりオーダーを確認し、発注し、商品を届け、売掛金を回収し・・という機能を包含しているが、それは実は営業の「手段」であり、とても大事な基本業務であっても、その「目的」は、先に言ったお店に対する宣伝活動であろう。その宣伝が、結果的に販売促進に繋がるだけのことである。 |
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![]() ![]() 松下翁の言葉を繰り返すが、「どんなにすぐれた製品も人に知られない限り、存在していないことと同じ」なのだ。それはIT時代になっても、いや、だからこそより重要性を増す、といって良いだろう。消費者が自分にとって「何」が良きもので、それが「どこ」にあるのか、直接にかつ早くそれを知りたい、というその貪欲な欲求にいかに応えるのか・・そのハイブリッドな宣伝活動のみがこれからのプロダクツの販売促進活動であるからだ。 これからは、制作と消費者と、そのミッシングリンクをつなぐスーパーな宣伝と、それらをビジネスとして変換するハイパーな「著作権」・・それしか残っていかないだろう。 第5回へ続く... |
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