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第102弾です。

1:神奈川県 前川さん 06/10/18
  1: カンジョウ 2: One and I
チャン隊長: 作曲者ご本人が歌に自信がないのであれば、表現者としてのボーカリストと組んで作品を発表した方がいいと思います。現状でメロディ中心に判断して欲しいと言われても難しいものがあります。
Ohji: プロフィールには「あくまで作曲がメインです。歌は自信がないので、曲(メロディ)中心に聴いてください。」と書かれていますが、「楽曲として素晴らしくハミングしていてもちょっと聴いただけですぐその曲と分かる」というタイプの曲ではなく、転調などの技術をうまく使った複雑な楽曲でもありません。歌詞を聴いていると世界にひきこまれてしまう、というわけでもないので、メロディをセールスポイントにしたいのなら、もっといろいろな音楽を聴いて勉強された方が良いでしょう。

2:東京都 正木さん 06/10/19
  1: ラブソングを歌う 2: 疾走テンキ雨 他
チャン隊長: フォークロック的な手法で心の叫びを歌うシンガーソングライター。やりたい事はわかるんですが、歌詞がいまひとつ心に入ってきません。こういう音楽は言葉が命だと思います。もっと具体的でシンパシーの感じられる言葉をつづってください。
Ohji: 楽曲の発想はいいと思うのですが、心象風景の説明や抽象的な言い回しばかりでイマイチぐっときません。「あ〜 こんな情けない歌を思いつく」と歌っているのに、それほどは情けなさを感じられない歌詞です。そんな気持ちの時は自分はどんなことをしてしまい、物はどう見えるのかを書いた方が良いでしょう。

3:東京都 KONNODUOさん 06/10/19
  1: Adios Mendoza 2: 郷愁のハバナ 他
「郷愁のハバナ」を試聴
チャン隊長: とても大人のブラジルというかボサノバのおしどりユニット。ガットギターとフルートの音色が心地よい。ベテランならではの演奏で安心して聴いていられます。個人的にはサンプリングがないバージョンの方が好きです。
Ohji: 二つの楽器だけでサウンドカラリングが成り立ってます。気持ちいい組み合わせですね。もっといろいろな曲を聴きたいなぁ。ライブに行きたいです。

4:東京都 cieceさん 06/10/19
  1: anemone PART-1 2: PART-2 他
「anemone PART-1」を試聴
チャン隊長: マリンバとギター、ドラム編成のインストバンド。マリンバの音色がとても心地よい。そして3人とも楽器の特性をよく理解している素晴らしい演奏者です。はじめ曲ごとに歌詞がついていたので、てっきりボーカルもあるのかとおもったのですが、歌詞ではなくポエムだったようです。それにしてもおそろしくストーリー性のあるインストでした。びっくり。
Ohji: たいへんおもしろいです。欲を言うとギターのレガートなフレーズがあるとさらに面白くなるような気がします。ドラムがポップス的なパターンを叩くと低域が物足りなく感じるので、フロアをからめると良いのではないかと思います。

5:laff RHYTHMさん 06/10/20
  1: soul kiss 2: 星屑の花束 他
チャン隊長: ピアノトリオの歌姫二人の5人編成。まず、ボーカルの女性二人が素晴らしい。歌の情感がよく出ています。そしてバックの演奏も実力派という感じで頼もしい。ときおりエレキベースがギターのような役割をするのも面白い試みですね。
Ohji: 女性ヴォーカリストの人、二人とも個性的だし、強烈に良いです。ピアノトリオの演奏も素晴らしいのですが、こういう内容だとガレージっぽくないデッドな音像で聴いてみたいですね。あ、プロデューサー根性が出てしまいました。申し訳ない。

6:神奈川県 BENCHMARK CAFEさん 06/10/23
  1: ベイサイド ウェイ 2: Do you love yourself? 
チャン隊長: 4人編成のギターロックバンド。ツボを得た演奏でボーカルが引き立てられます。1曲目はポピュラリティのあるエイトビート。2曲目はおいしいフレーズ満載のロックチューン。
Ohji: 勉強されているようで良いのですが、あまり個性が感じられません。ポップでさわやか系の曲、ロックっぽい曲ときて、これにアップテンポでイケイケな曲、スローバラードを演ったら、次曲はどうなるのでしょうか?

7:東京都 STARCIAさん 06/10/23
  1: Carry on 2: RADIO AGE
チャン隊長: ひとつひとつは悪くないんですが、全体で聴くと物足りなさが残ります。パワーが感じられないのと、低域も不足気味です。録音、あるいはミックスのせいかもしれません。それとボーカルの、高域で喉をしめるクセも気になります。
Ohji: 聴いた後に歌詞やメロディが何も残りません。歌はメロディと歌詞、歌い方を合体させた一つのものとして考え、印象的になるように作ってください。

8:東京都 10 caratさん 06/10/16
  1: 三国駅
チャン隊長: 透きとおるような声の男性ふたりのボーカルユニット。いい声です。高域まで伸びやかに出ていて気持ちがいい。今回はピアノのバッキングだけですが、もう少し厚いオケで聴いてみたいですね。曲もいろいろなジャンルがあると楽しめそうです。
Ohji: 歌詞が抽象的でもったいないです。「ボーリング場」ではどんなストーリーがあったのか、気になってしまいますね。

9:東京都 伊井埜さん 06/10/31
  1: 夕暮れの頃 2: 12月
チャン隊長: いかにも自分の部屋で録音されたような感じの、ウィスパー系ボーカルの世界。これはこれで魅力あるのですが、それをぶち壊すかのようなパワーのあるドラム。これがちょっと気になります。わざとじゃないと思うんですが。
Ohji: ヴォーカルが非常にデリケートな表現をしていて、思わず耳を持って行かれてます。そのヴォーカルが一生懸命聴こうとしても良く聴こえないレベルでミックスされているのは故意だとしてもあまり効果的ではないと思います。

10:神奈川県 Power Soulさん 06/10/31
  1: 花 2: Goofy Life
チャン隊長: ギタートリオのリズムセクションに、ペット、ボーン、アルト、バリトン、の4管、そして女性ボーカルという、なんとも豪華な編成のソウルバンド。さっそくデモを聴いてみるとライブ音源。で、バランスがあまりよろしくありません。ボーカルのレベルは小さいし、リズム隊の切れもよくわかりません。ホーンセクションだけがむやみに大きい。できればスタジオ録音されたものを聴いてみたいですね。あるいはライブレコーディングでも、マルチマイク、マルチトラックで録音してちゃんとミックスされたものとか。
Ohji: 「様々なジャンルのセッションや有名アーティストのバックで活躍する実力派ミュージシャンと甘いハイトーンボイスでパワフルな女性Vocal」とプロフィールにありますが、デモとして送付されたMDからはホーンセクションの素晴らしさは想像がつくものの、ヴォーカルのパワフルさやリズムセクションのタイトさは伝わってきませんでした。残念。
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