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第90弾です。 1:大阪府 遠藤さん 06/4/10 1: My Love Your Love -アイノウタ- 2: 幸福日和 他 チャン隊長:
アカペラオリジナル曲での応募です。やはりきびしいね。楽器がまったく弾けないのなら、せめて足を踏んだり手拍子を打って、一定のビートをつけるくらいの工夫をしてください。なにかそういう前へ進む努力をしないと、評価できません。
Ohji:
ヴォーカルだけでの作品ですが、聴く方としては脳内で一番ありそうなコード進行を響かせて聴いてしまうので、新鮮味や工夫を感じる事はありません。バンドを作るか、オケを作ることのできる人とユニットを組んだ方が良いでしょう。
2:千葉県 MEXiCO SUPERさん 06/4/12 1: スカイダイビング 2: 風鈴 他 ![]() チャン隊長:
たぶん本人たちにはそういう意識はぜんぜんなくて偶然できたんだろうけど・・・えっ、なんの話かって?3曲目のことです。はまっちゃいました。アメリカ南部のローカルバンドみたいな感じで渋かっこいいんです。自分で歌いたいくらい。あっ、でもバンド名に「MEXiCO」ってついてるくらいだから偶然じゃないのかな?だとしたらスゴイ。
Ohji:
全体にメロディが独特ですが、3曲目はFlying Burritoというか、Byrdsというか、強烈です。こんなバンドがいて、うれしい。ライブ見たいです。
3:東京都 amberさん 06/4/12 1: はじまりの唄 2: 温室の花 他 チャン隊長:
このバンドのウリはやはりその特異な女性ボーカルキャラにあると思うんだけど、演奏の方に問題があるような気がします。いや、技術じゃなくて方向性なんですが。ボーカルキャラに引きずられてバンド全体も不思議ワールドに突入しちゃってるわけです。で、そうなるとボーカルとバンド2つの不思議さがぶつかりあって、よろしくない結果になってるようです。音作りにかんしてはもっと違うアプローチを考えたらどうでしょう。
Ohji:
ヴォーカルはたいへんおもしろいです。楽器演奏もおもしろいところがたくさんあるのですが、編曲知識が足りないのか、楽曲部分部分での各パートの演奏が楽器本位でからまわりしてしまい、奇異なフレーズばかりが耳に残ってしまうというオケになっています。いろいろな音楽を聴いて勉強してください。
4:神奈川県 Cloudnineさん 06/4/18 1: REVERSE 2: 流星 他 チャン隊長:
ストレートなトリオ編成のギターロックバンド。オケはけっこういかしてますが、ボーカルがちょっと弱い感じがします。レベルを上げれば済む問題なのか、他にも要因があるのか、どっちなんでしょうねぇ。
Ohji:
音楽的にはしっかりしているのですが、聴いた後心に残るものがありません。覚えやすいメロディだとか、歌詞、コーラスについて考えた方がいいでしょう。味がないということはないので、10年、20年とひたすら長くバンドをやり続けることができるなら、それはまたそれでじっくりと発酵させたチーズのような味わいが出てくるのでしょうが...。
5: LOVE TRAVELERSさん 06/4/19 1: PEACE GIRL 2: LOVE SICK チャン隊長:
ヒップホップ系のオケにふわふわとした女性ボーカル。でもちょっと女性ボーカルに欲求不満を感じてしまうところも。
Ohji:
オケのリズムに乗りきった歌い方ではないですね。逆の見方をすれば、ヴォーカルを活かすオケ作りもできていないということになります。一曲めのリズムパターンは、2小節単位のボ・ディドリー・リズムに徹した方がはまると思います。
6:愛知県 Love Jerrysさん 06/4/19 1: OVER JERRY 2: 愛は流れている 他 チャン隊長:
いわゆる「アメグラ」系ロックンロールミュージックの血を受けつぐギターポップロックバンド。1→6m→4→5という王道のコード進行がなつかしく感じられます。サポートドラマーとメンバーの間にリズムのタイミングの取り方にズレがあるのが気になります。
Ohji:
音質もバランスも良くないライブ音源です。ライブという事で、必要以上にギターの音が歪んでいたり、ヴォーカルが雑になっているので、スタジオなどで録音した方が良いですね。楽曲は「ナツメロっぽい」というだけで、あまり個性が感じられません。50年代のロカビリーを良く聴いて、楽器の音色やハーモニーを勉強してください。
7:北海道 Bouquet Garniさん 06/4/20 1: DEAR 2: 焦がれ泣き 他 チャン隊長:
ヘビーなディストーションギターサウンドとコケティッシュな(パワー感がないともいえるが)ボーカルのミスマッチがスゴイといえばスゴイ。まあ極めていけば、これもひとつのウリになるのかもしれません。それからとくに2曲目のシャッフルビートの場合など、打ち込みドラムのリズムに人間の演奏がついていってません。もっと気合いをいれて練習してください。
Ohji:
ヴォーカルの人が持っているキャラクターを強調することのできるように音楽の方向性を考え直すか、別のヴォーカリストを探すかした方が良いでしょう。2曲めはフレーズが弾き切れていませんから、ムダな装飾フレーズを排除して、もっとシンプルにグルーヴを出す気持ちで演奏してください。
8:神奈川県 高田さん 06/4/20 1: That Girl 2: Song For You 他 ![]() チャン隊長:
やりたい事はすごくよくわかるし、全体的にはいい感じなんです。でもステーヴィーが好きというだけあってコブシを回しまくったボーカルスタイルも決まってこそカッコイイんであって、ちょっとでもピッチが不安定になってしまえば、よけいにカッコわるくなってしまいます。コブシを回したいのであれば今以上に練習してください。
Ohji:
一曲めのヴォーカル・ハーモニー、アイディアが良いです。Robert PalmerのPrideあたりのオケを勉強されると良いものが生まれるかもしれません。
9:東京都 小泊さん 06/4/26 1: 蜃気楼 2: Outside チャン隊長:
送られてきた作品はあまり特徴のないポップロックなんですが、ご本人は作家希望だそうです。で、何回もいってますが作家希望なんておやめなさいって。労多くして実りは・・・絶望的に少ないんですから。
Ohji:
バンドのメンバーに聴いてもらうデモとしてはOKでしょうが、作家のデモとしては楽曲の路線もはっきりとしない出来です。以前のバンド活動で良くない経験をされたのかもしれませんが、やはりバンドを組むことをお勧めします。
10:埼玉県 FLUGさん 06/4/28 1: Neo 2: ed of North チャン隊長:
雰囲気だけはかっこいいんですけど・・・よくわかりません。歌詞カードの字に特徴がありすぎて読む気が失せました。
Ohji:
一曲めのメロディと声のかもしだす雰囲気が良かったです。ありきたりなハードコア16ビートではおもしろくありませんから、ストレートなメッセージ、インパクトのある表現方法を集中して考えてください。
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