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第72弾です。

1:青森県 BALLAD さん 05/8/3
  1: Amen Corner 2: After Dark 他
チャン隊長: 曲のセンスもいいし、かっこいいフレーズもけっこうあるのだけど全体的にはパッとしない。やはり他のミュージシャンとの交流や、観客の前で演奏して揉まれることで表現がゆたかになりレベルも上がっていくのだと思う。。自己完結していては音楽は成り立ちません。
Ohji: ヴォーカルはロングトーンでフラットする部分が多く、気になります。また、歌詞がこんなに抽象的ではリスナーの共感を得ることができないので、もっと具体的なことがらを書いた方が良いでしょう。

2:東京都 安藤さん 05/8/3
  1: ARC の唄
チャン隊長: 初めてオリジナルの歌ができたときは嬉しいものです。これからじゃんじゃん作っていってください。できれば何かコードを鳴らせる楽器を弾けるようになるといいですね。それから簡単な曲でいいから昔のヒット曲(昔の曲の方が易しいコードが多い)などを練習すると、曲を作るとき参考になると思います。
Ohji: 初めて作曲したものを送っていただいたとはうれしいです!これからも今回の編曲者の方と共同作業していくのであれば、あなたはキーボードを担当すると音の世界を広げることができるかもしれませんね。そしていろいろなコード進行を覚えていけば、もっと曲を作るのが楽しくなりますよ。

3:大阪府 有末さん 05/8/5
  1: 届かぬ距離と千の想い 2: THE END 他
チャン隊長: 高音部でいつも音程が低いのでキーを下げた方がいいかも。それからギターのチューニングを合わせること。
Ohji: プロフィールには特に「〜志望」とは書かれていないのですが、Gibson SGを持った写真同封で、デモはアコースティックの弾き語りということはアーティストを目指しているのでしょうか?それなら、聴く音楽のジャンルを広げ、いろいろなCDを聴いて勉強してください。ロック系の作品を創りたいのなら、まずバンドを組んだ方が良いでしょう。

4:東京都 MILK BOY edit company さん 05/8/5
  1: 手紙 2: T.W.W.X 他
チャン隊長: 男性3人のスーパーボーカルユニットとあるから演奏はしないのでしょう。で、3人ともそこそこ歌えるのだが、流行りのソウル系のこぶしを廻した歌い方で代わりばえがしない。コーラスにしても3度とオクターブが中心であまりパッとしない。もっと60年代のボーカルグループを聞いた方がいい。3人もリードボーカルがいるんだったら・・・あ〜、スリー・ドッグ・ナイトが聞きたくなった。
Ohji: 主メロに対して楽器でいうオブリにあたる役目の人がアドリブ的な激しいフレーズを歌うのは、発展させると3人が3人ともアドリブやフェイクになってしまうので考えた方が良いでしょう。音楽の方向性はポップなもので、アル・ジャロウのように楽器的歌唱するコンセプトではありませんから、あまりフェイクの部分で「Yeah」や「ウー」の連発が多いのも考え直して、歌詞をはめる努力をしてみてはどうでしょう?

5:東京都 pale hues さん 05/8/5
  1: アフレダスアイ 2: 月の夜の夢 他
「アフレダスアイ」を試聴
チャン隊長: サンプリング&打ち込み中心のオケに流行りのチョコっと黒人系の女性ボーカル。ソツなく仕上がってるのだが。曲があまり面白くない。昨今はこの手の音楽は溢れるくらいに巷に満ちているから、よほど突出したところがないと難しいのとちゃうやろか。いま流行ってるのが好きだからって、それをそまんまやってもダメでしょう。他の人が目を付けないネタを自分で探しに行かないと。
Ohji: 楽曲がレゲエと昭和歌謡をミックスしたノスタルジック・メロディなのは良いのですが、プロフィールにある「アコースティックのサウンド」というものがあまり感じられません。ブレイクビーツやシンセベース、サンプリング音源ばかりが耳に残ります。他人のスタイルをコピーして導入するのではなく、メロディとリズムの関係から考え直してみたらどうでしょう?

6:東京都 角田さん 05/8/5
  1: 彼女は今 2: a sing 他
チャン隊長: おっ、またもチューニングの合ってないギター。どうやらコードもでたらめに押さえているのかな。そして気持良さそうにうなる音程のないボーカル。んがー。
Ohji: プロフィールに「人間の持つ虚像、実像を描き出していきたい。」とあるのですが、歌詞の内容にはそれが一体どのような虚像、実像なのかが描かれていません。この人に限らず、歌詞として成立しそうな言葉を選ぶのに集中するあまり、表現したいことが他人に伝わりにくいような歌詞になってしまうことがたいへん多いので、他のみなさんも注意してください。

7:京都府 井関さん 05/8/8
  1: On the Sofa 2: Hide & Seek 他
チャン隊長: アメリカの大学で現代商業音楽を専攻とありますが、いったいどんな勉強をするんでしょうねぇ。さて、送られてきた音源ですが、打ち込み中心のヒップホップ系です。でもバックリフが極端に少なかったり、未完成ぽかったりで、まるで「ドラムとガイドコード打ち込んだから仮ボーカル入れとくか」状態です。時間が足りなかったのなら曲数を減らしてその分1曲に集中した方が得策でしょう。
Ohji: プロフィールには「スケジュール上で時間がなく...」と書いてありますが、それにしてはシークェンスにメインのリフがなく、遊びのような部分が多いです。パーカッションやベースもグルーヴを造るというよりはアドリブっぽいところが多く、作曲しているというよりはカバー曲のアレンジを考えているような雰囲気ですね。作曲時はビートやコードの骨組みをしっかり創るようにしたほうがいいでしょう。

8:千葉県 多田さん 05/8/15
  1: 昨日 2: 雨ニモ負ケズ 他
チャン隊長: たいへん良くできたポップスです。ただソツがなさすぎて印象がうすいような気もします。ちょっとだけ毒とか棘とかのエッセンスがあるといいね。そうすれば、忘れようと思っても想い出せないくらい・・の印象を与えることができる・・と、いいなぁ。
Ohji: 良くできているのですが、ここまで来ると次は実在感が欲しくなりますね。特にドラムスはこんなにペタペタな音のままではなく、ライブルーム的なショートリヴァーブで臨場感が出せるとサウンド全体が活性化すると思います。あと、恥ずかしいのかもしれませんが、ちょっと歌が小さいなぁ。これだと、パチンコ店などでかかった時には歌が良く聞こえないでしょう。

9:兵庫県 Viodish select さん 05/8/16
  1: ステンレスの花 2: リュウ 他
チャン隊長: 4曲目の過激パンクロックっていうのをちょっと期待して聞いたのですが、ウケませんじゃった。ひとりでロックのバンドサウンドを構築するのはある程度成功してると思うけど、ボーカルがちょっと弱いんとちゃうやろか。
Ohji: ライブも一人ということですが、まさか分身の術を使えるというわけでもないでしょうから、やっぱりなんらかのオケを使うのでしょうか?こんなベースを弾きながら歌えるのであれば、さぞかっこいいライブパフォーマンスが可能だろうなぁと思います。バンドを組んだ方がいいんじゃないでしょうか?あと、4曲目ですけど、「天パ」だけだとおもしろくないですね。

10:東京都 Liris さん 05/8/16
  1: 幻-GENKA-華 2: HADES
チャン隊長: いろいろ細かい仕掛けを随所にちりばめていますが、あまり効果が出ていない。なぜかなぁ、と思っているうちに気がついた。ようするにやろうとしている音楽スタイルとボーカルキャラがマッチしてないんだな。だからあれこれやっても空振りに終わってしまう。ボーカルを生かす方向で音作りをした方がいいのでは。
Ohji: 一曲目を聞いて、ちょっと前のパラパラなのかな?と思いましたが、二曲目は80年代のJourney系バラードとでもいうのでしょうか?いろいろなタイプのアレンジがあるのはいいのですが、それ以前に「私たちはこういう音楽やってます」というものが感じられないのは問題です。
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