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第67弾です。

1:東京都 TWOGEEさん 05/4/8
  1: 水無月メール 2: 花言葉〜shine brightly〜 他
チャン隊長: インディーズでCDをリリースされている方です。録音のクオリティとかは当たり前だけどプロレベル。 文句のつけようがありません。あとは好みの問題になってきますね。
Ohji: 録音レベル(マスタリング時の)歪みがひどいので、せっかくの楽曲がだいなしです。 小さい音で聴いている場合には気にならないのかもしれませんが、MP3プレイヤーなどのヘッドフォン・ ステレオで聴く人が多いでしょうから、歌やアコースティック・ギターは意図した音色になっていない 可能性が高いです。
それと楽器の定位には気を付けてください。ギターが左右目一杯にPANされているので、ギターが一本で 歌を聴かせるような部分では、左右のバランスが悪く聴こえてしまいます。音がスピーカーから 出てくる場合にはOKなのですが、最近はヘッドフォンで聴く人も多いと思うので、両方考慮に入れて ミックスを作るようにしてください。ただ左右に振るというだけではなく、一本はまん中で、もう一本は ディレイなどでステレオに広げるといったようなこともできますから。

2:青森県 柴田さん 05/4/25
  1: 死にゆく男 2: 空
チャン隊長: 60年代後半のフラワーミュージックを彷佛とさせます。いろんな意味で。 とくに歌詞がリアルさとドリーミーさのさじ加減がいいね。
録音状態があまり良くないけど、ちゃんとレコーディングしたらもっとカッコよくなりそう。
Ohji: ギターを2本以上使う時はしっかりチューニングしてください。
歌詞が面白いのですが、多少メロディのハマリが悪くても「Oh yeah」で音節数を合わせるようなことは しない方がいいと思います。

3:青森県 柴田さん 05/4/25
  1: Over Again 2: 自己満足
チャン隊長: 上の2番の応募者の弟さんです。こちらはアコースティックサウンドのロックっていう感じかな。 ちょっと歌詞が観念的すぎるように思います。
Ohji: メロディのハマり方がおもしろくて、声も魅力があるのですが、キーが高すぎるところが多いです。 お兄さんと相談して適正なキーで歌うようにしてください。

4:東京都 キオクノオトさん 05/4/27
  1: Circus 2: Drive 他
チャン隊長: チッキショー、やられちゃったじゃにゃいの。7拍子だって気付くまで、あれれ?このビートは どうなってるんだって、しばらくかかった。あぶねーあぶねー。
でも、かっこいいね。あたしゃ好きです。こまかいところまで気を配って音楽を作っている。
Ohji: この人たちもレベル突っ込み過ぎで歪んでます。せっかく良いアレンジなのに楽器の高音部がこんなに 歪んでいてはもったいないなぁ。常にマキシマム・レベルに近いところで維持したいのなら、コンプを 使ってあらかじめ圧縮しておいてください。ミックスやマスタリングでデジタル・ピークを作って歪んで しまってはそれまでのレコーディングの苦労が水の泡ですから。

5:神奈川県 鎌田さん 05/4/28
  1: flower children 2: バタフライシンドローム
チャン隊長: 作詞家志望の方です。で、送られてきたのはバンドをやっていた頃の音源と手書きの絵本?のようなもの。 音源の方はヒップホップ系じゃないラップ。どちらかというとハードパンキッシュなラップです。 なんか不思議な感じがする。
絵本の方は・・・なんというか、暗さと切なさと希望が混ざったような感じです。作詞家ねぇ。 アーティストとしてやったほうがいいんじゃないかにゃ。
Ohji: ヴォーカルは時にはラップのようでもあり、スラッシュのようでもあり、ジョニー・ライドンを思わせる 部分もありますが、楽曲として考えると、まとまりが良くないため、パワーが空回りしてしまっています。
プロフィールには「作詞家としてバンドのメンバーになりたい」とありますが、歌詞のコンセプトが しっかりしているので、ヴォーカリストの人が歌いこなすことは難しいかもしれません。 それを考えると、ヴォーカルとポエトリーリーディングをミックスした感じのことを、インスト主体の バンドと一緒にやってみるというのがおもしろいのではないかと思います。

6:静岡県 フールフォーフードさん 05/5/2
  1: 変わり行く季節に変わらぬ想い 2: 楽園 他
チャン隊長: 日本語のロックバンドなんですけどね。アマチュアの中ではこういうバンドが一番多いんじゃないかなぁ。
本人たちはオリジナリティあふれるつもりでやってらっしゃるんだろうけど。 そこから抜け出すためには何が必要かっていうことを考えるといいね。たぶん、とても大変だけど。
Ohji: ヴォーカルの人はメロディをもっと大切に歌った方が良いです。演奏面ではひとりひとりの技術は悪くは ないのだけれど、楽曲をより良く聴かせるための構成力が弱いので、盛り上がりたいところで落としたり、 グルーブがとぎれとぎれになったりしています。きっとアレンジ面でイニシアティヴを取るリーダー的な 人がいないのでしょうね。会ったわけではないので、作詞作曲者から無理に推測すると、ヴォーカルの人が そういう役割を果たすと良くなるかもしれません。

7:兵庫県 松谷さん 05/5/2
  1: 大阪梅田 2: 片思い恋愛
チャン隊長: これだけチューニングが狂ってると音程もなにもあったもんじゃないので、 ギターのチューニングを合わせる練習から始めるようににゃ。
Ohji: ギターのチューニングも壮絶ですが、ヴォーカルの音程も定まっていません。 今のところ、歌う時にあまりビブラートをかけないように心掛けて練習した方が良いでしょう。

8:東京都 LISA☆さん 05/5/2
  1:
チャン隊長: これは誰の曲なのでしょう。オリジナル?他人が書いたの?それともカラオケ? 曲にたいするコメントも書いてくれると判断しやすいのに。
曲調はスイートソウルともヒップホップともいえそうな感じですが、 ちょっと淡々とし過ぎていてもう少し変化というか盛り上がりが欲しいところです。
Ohji: 曲が途中でプッツリと切れた状態で、A部分、B部分しか聞く事ができません。 この後大サビか何かで盛り上がりそうな曲なのですが、これですべてなのだとしたら、 B部分のメロディをもっと高い音域にするか、サビを付け加えるかした方が良いでしょう。

9:東京都 小林さん 05/5/9
  1: 神様の距離 2: Born to be your man 他
「Born to be your man」を試聴
チャン隊長: 全体にそつがなくキャリアを感じさせる曲だけど、いまひとつメロディにフックがない。 もうひとがんばり。でもアコギうまい。
Ohji: 基礎がしっかりしていて、たいへん安心して聞けるのですが、安全牌という感じで新鮮さに欠ける傾向が あります。いままでのように合衆国音楽に根付いた芸風に磨きをかけていきながらも、さらには合衆国音楽の ルーツを探って、より根源となるアイルランドやスコットランド、カリブ海やアフリカに足をのばしてみると、 さらに面白い作品がつくれるのではないかと思います。

10:東京都 江川さん 05/5/9
  1: EKUBO 2: たばこ
チャン隊長: オートレベル録音のコンプがきつくかかっていて、それが面白い効果をあげているんだけど、 何を歌っているのかよくわからない。一瞬良さそうなメロディラインのところも聞こえてくるだけに もったいない。
それにしても送られてきたのがMD1枚だけってのがね、どうなんでしょう。プロフィールもな〜んもないにゃ。
Ohji: 歌う時のルースなリズムの取り方が独特な人です。プロフィールが同封されていなかったのでなんとも 言えませんが、バンドを組んだ方がおもしろくなるのではないかと思います。
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