チャン隊長：カラオケで歌って応募するのは別に悪くはないんですが、・・・でも難しいかな。このサイトの性質上どんなに上手に歌っても、ああそうですか、で終わっちゃいますからね。だからカラオケで応募するのだったら自分のボーカルのスタイルを確立させてからの方がいいと思います。

Ohji：自分でオリジナル楽曲を創る事がムリなら、創る事のできる相方を探しましょう。自分の声がどの音から裏声になるのかを調べ、それを意識してキーを設定しましょう。また、歌詞を書くときは観念的なことばかりでなく、具体的なことを書いてみてください。

チャン隊長： 作造さんの場合、もう世界が自己完結的に出来上がっているようです。僕としてはその世界の外側に出た作品を聞いてみたい。

Ohji：３度目の応募です。コメント第２９弾で隊長もぼくもライブ演奏ではない録音をリクエストしたのですが、今回はライブではないものを送ってくれました。こうやって音だけ聴くと、こんなにポップだったのかとびっくりしています。楽曲も編曲も歌もある程度のレベルに達しているので、普通ならこのまま煮詰めていけば良いのですが、ご本人がどういう方向にもっていきたいのかが良く分かりません。ヴィジュアルとこの音がどういう風に溶け合うとすばらしい作品になるのかがポイントだと思うのですが、今のところは想像がつきません。

チャン隊長： いろんな意味でまだ発展途上なんですが、けっこう可能性はあるような気がします。一緒にやっていく仲間がいた方が上達が早いと思う。いずれにしてもこれからの精進次第。

Ohji：アコースティック・ギターの奏法を勉強しましょう。それと同時にいろいろなタイプの音楽からエッセンスを吸収することをお勧めします。芸風的には初期のトレイシー・ソーンなどを聴いてみると良いかもしれません。

チャン隊長：曲も歌詞もレベル高いし、演奏能力も高い。でも何よりもボーカルがすごい。これはね「悪魔のビブラート」だ。

Ohji：楽曲も演奏も良いのですが、なんといってもヴォーカルが強烈です。これは練習スタジオの一発録りだと思いますが、レコーディング・スタジオで録音したものを聴いてみたい。

チャン隊長：キャリアと実力は感じるんですが・・・。この方向性でいいのかな？

Ohji：２曲目のリズム・アンド・ブルースっぽい曲の方が好きですが、アレンジが中途半端です。イントロの勢いのまま突っ走った方がいいと思います。

チャン隊長：あはは、デモテープ録ってる時のエネルギーは感じるわ、ものすごく。

Ohji：歌う前にメロディを確認してから、歌入れをしましょう。せっかく録音するのですから、ギターの音色決めにも時間をかけましょう。ミックス時には、バランス良いミックスを創るよう心がけましょう。

チャン隊長：歌詞はもしかしたら伸びるかもしれない。でも曲とボーカルはあきません。チューニングもひどい。もっと精進を。

Ohji：楽曲に関しても、ギターに関しても、もっといろいろな音楽を聴いて、勉強してください。

チャン隊長：ギター弾くのが好きで好きでたまんないんだろうなぁ、きっと。でもね、ただそれだけじゃね。仲間を見つけなさい、仲間を。

Ohji：歌のピッチがとれていない部分がかなりあります。そんなにむずかしいメロディではないので、仮メロディを楽器で入れておくなどして、確認しながら録音してください。声が出ない音域は使わないようにしましょう。英語の歌を歌うなら、英語自体も勉強してください。できればベースも録音したほうが良いでしょう。

チャン隊長：しごく真っ当なポップミュージックをやろうとしているようです。ポップミュージックは聞く側にとっては入りやすいのですが、作り手にとってはえらく難しい。上っ面だけ似ててもダメです。素晴らしい先達がたくさんいますので、それらを聞いてもっと勉強してください。

Ohji：アイディアはおもしろいし、やりたいことも分かります。でももっと生っぽい音にするのも、テクノっぽくするのもそう難しいことではないのに、こんな中途半端な音にしているのはナゼ？

チャン隊長：歌を初めてから間もないのでしょう。色々な音楽を聞いたり、場数を踏んだりして勉強してください。素質はあると思います。

Ohji：歌や楽曲はともかく、ピアノのアレンジが面白いです。ピアノ弾き語りの人のCDを聴いて勉強してください。ランディ・ニューマンやレオン・ラッセルなどを聴いてみてはどうでしょう。女性アーティストとしてはとてもユニークな存在になれると思います。