![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
「エートス」こいて、もぉ〜!トップへ
![]() |
Net-Sproutトップへ |
慶祝!矢野顕子のグラミー受賞を心から喜ぶ! |
![]() ![]() ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() むしろ強敵めじろ押しのカテゴリーは上記以外のこちらの3部門であろう。 |
|
![]() Best Contemporary Folk/Americana Album (Vocal or Instrumental.) Day After Tomorrow/Joan Baez I, Flathead/Ry Cooder Sex & Gasoline/Rodney Crowell All I Intended To Be/Emmylou Harris Raising Sand/Robert Plant & Alison Krauss ライおじさん、エミルー姉さん、ロドニー兄貴、すべて僕が昨年購入し、後に愛聴盤になったものばかり(ジョーン・バエズさんのみ未購入)・・・個人的には誰が受賞してもエートス! |
![]() |
|
![]() |
![]() Category 8 Best Pop Collaboration With Vocals (For a collaborative performance, with vocals, by artists who do not normally perform together. Singles or Tracks only.) Lesson Learned/Alicia Keys & John Mayer Track from: As I Am 4 Minutes/Madonna, Justin Timberlake & Timbaland Track from: Hard Cand Rich Woman/Robert Plant & Alison Krauss Track from: Raising Sand If I Never See Your Face Again/Rihanna & Maroon 5 Track from: Good Girl Gone Bad: Reloaded これまたアリシア・キーズ、ジョン・メイヤー、マルーン5、マドンナ、ジャスティン・ティンバーレイクなど、僕でさえ名前を知っている(CDは持っていない)世界的アーティストによる豪華絢爛コラボレーションアルバム! |
|
![]() Category 39 Best Country Collaboration With Vocals (For a collaborative performance, with vocals, by artists who do not normally perform together. Singles or Tracks only.) Shiftwork/Kenny Chesney & George Strait Track from: Just Who I Am: Poets And Pirates Killing The Blues/Robert Plant & Alison Krauss Track from: Raising Sand House Of Cash/George Strait & Patty Loveless Track from: Troubadour Life In A Northern Town/Sugarland, Jake Owen & Little Big Town Track from: Love On The Inside [Deluxe Fan Edition] Let The Wind Chase You/Trisha Yearwood & Keith Urban Track from: Heaven, Heartache And The Power Of Love こちらは、ジョージ・ストレイト、トリーシャ・イヤーウッド、キース・アーバン、パッティ・ラブレスなど、コンテンポラリーカントリーの大スター(こちらはCD持ってます)のオンパレード!! |
![]() |
|
![]() |
![]() だが、実はこのアルバムには双子の妹と呼ぶべきもう一枚のアルバムが存在する。 それは、「Raising Sand」に引き続き、プロデューサーもエンジニアもドラムもギターも、スタジオも、ミキサー卓も、プラグもケーブルもエフェクターも全部おんなじメンバー、システムによって制作された矢野顕子の「akiko」である。 このアルバムについてはもう何度もコラムに書いているが、その中でこんなエピソードを紹介した。 |
|
![]() ● それに対してバーネット氏からはどんな反応があったのですか? 「はっきりと彼が“こういう方向で”と言ったことはないんです。ただ最初に用意した曲を演奏して聴かせたときには、あまり両手をあげて喜ぶといった反応ではなかった。“これはもしかして私が間違っているのかな?”と思いました。彼はそのとき、自分がやっていたプロジェクトの音を聴かせてくれて。それを幾つか聴いているうちに、私が最初に書いていた曲は“今までの私”であって、そういう曲は自分でやれば?ということなのかなと。新しい自分をTボーンに作ってもらうのにふさわしい曲を作ってこいということなんだな、と私は解釈しました。それまで作りためていた10曲をオクラにしたんです。」 以上、「Sound & Recording Magazine 12月号」(?2008リットーミュージック)P36より引用 ・・・この、矢野顕子に「それまで作りためていた10曲をオクラに」させたアルバムこそ、その時L.A.で制作進行中だったアルバム「Raising Sand」だったのだ!だから「akiko」にはツェッペリンの「Whole Lotta Love 」が収録されているのだ!(と断定調で書いてますが、すべては僕の想像です。ただ、T・ボーン・バーネットのオッカケである僕の調査では、矢野さんがLAでTBBにあった頃、彼が制作中であったのは、この「Raising Sand」か、ジョン・メレンキャンプの「LIFE DEATH LOVE AND FREEDOM」のどちらか、あるいはどちらも、です) |
![]() |
|
![]() |
![]() 「 まるでシスティーナ礼拝堂の天井に描きかけたフレスコ画を「これが描きたいわけではない!」と気づくやいなや、それまでの絵画を壁ごと削り取り、すべての助手をクビにし、今度は一人であの傑作絵画群を描き直したミケランジェロの話を想起させる、すさまじきエピソードである。 たかが、一介のロックミュージシャンにルネッサンスの大天才ミケランジェロの例えはおおげさな!という意見に僕はくみしない。 矢野顕子はTボーンに「曲を書き直したらどう?」と言われたわけではない。ただそのわずかな表情の揺れから、瞬時にそのメタファを明確なメッセージとして理解し、そこそこの作品であったろう10曲を何のためらいもなく破棄し、その後のわずかな時間で、これほどの傑作曲を書いたのだ。これこそまぎれもない天才の資質である。 」 と、書いたが、いまでもこの思いに些かの変わりもない。まさに「天才は天才を知」り、また「天才は過ちを認めるのにいささかも逡巡することがない」のである。 |
|
![]() その片割れ「きんさん」がグラミー賞の最重要2部門を制覇した、ということはそのまま、もう片方の「ぎんさん」アルバム「akiko」が世界制覇を果たしたのと同じ意味を持つのである。 だから今宵、僕は“ 矢野顕子さん!グラミー賞受賞おめでとう!ホントによかったですね! ”と言祝ぐのであります。 |
![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
「エートス」こいて、もぉ〜!トップへ
![]() |
Net-Sproutトップへ |