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メアリー・ゴウシェ!!!ゴウゴウ!55



 新 宿ディスクユニオン5Fから朗報が届いた。
 メ アリー・ゴウシェの新作(写真左)が来月18日発売とのことである。2007年9月18日・・・それは僕の55回目の誕生日である。長生きしているといいことがあるのである。
 2 006年もたくさんの素晴らしいアルバムに出会ったけれど、今年もすでに、ルシンダ・ウィリアムス、ティナリウェン、ジョリー・ホランド、ザ・ビー・グッド・タニアス、イライザ・ギルキーソン、リチャード・トンプソン、カレン・ダルトン、マーサ・スキャンラン、ダニー・フラワーズ、ハリー・マンクス、ロス・ロボス、などなど嬉しい出会いがいくつもあった。そこへさらにメアリー・ゴウシェンの新作ときたもんだ。僕は彼女の音楽が大好きである。特にジャケ アンド タイトル買いした「DRAG QUEEN IN LIMOUSINES」ドラッグクィーン イン リムジン!なんとカッコいいタイトルなんだ!(写真中)とその後ガーフ・モリックスがプロデユースした彼女の2枚のアルバム(写真右・・もう一枚は写真が3枚しか載せられないので割愛)には打たれたなぁ。どちらもガーフの盟友「イアン・マクラガン」のキーボードが実に気持ちいい。またアルバムタイトルにもなっている「ドラッグクィーン イン リムジン」は、お酒のお供として繰り返し何度も聴いた。おかげでバーボンのビンが何本空いたことか・・・その結果痛風の発作とも出会えた(でも、そんなのカンケェネェ!オッパッピー!)・・ただ残念なのは、今回はガーフのプロデュースではないことだ。何があったんだろう?すごく気になるけれど、新作が到着するまで、彼女の旧譜を聴きながら待つことにしよう。
 ま たライブも、ベック(素晴らしくキュートな演出にベックリしたなぁもう!)、ガーフ・モリックス(「ガーフの世界」にじかにふれて涙が出た)、エイモス・ギャレット(彼はミスターテレキャスターではなく、ミスター・マリックさんだった)、中村まり(マリー!マイ ラブ!)・・・などなど、今もありありとその感動を思い出すことができる。
 あ っ!そう言えば、あさって16日は、新中野の「弁天」で、オースティンの雄「スクラッピー・ジャド・ニューカム」と「ビーバー・ネルソン」の組み合わせという夢のライブが行われる。さらに嬉しいことに、そこにはガーフのライブの時にもベースでサポートしていたNet Sproutのファーマー、OHJIさんが、再び参加する(OHJIさん、生きててよかったね)。見る前にすでに名ライブ間違いなしである。
 だ が、内田樹さんによると、「死」の本質は「人は必ず死ぬ」という「確実性」にあるのではなく「人はいつ死ぬかわからない」という「不確実性」の中にあるそうである。
 だ から、僕が無事55回目の誕生日をむかえられるかどうかは、誰にもわからないのである。

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